2011年8月17日水曜日

文具フェス -自分史上最高の文房具ができるまで- vol.3

「文具フェス」3部作。最終章です。
そもそも1部で完結にさせるのが無理なコンテンツ量だったのかもしれません。

Vol.2はコチラから
Vol.1はコチラから、それぞれ参照して頂ければと思います。

本エントリーは宇田川一美さんによるワークショップと「Port-mine」に触れて行こうと思います。

個人的な視点ですと宇田川さんのワークショップには残念ながら参加したことはないのですが、目の前で行われているのを見るのは2回目。
「Port-mine」の企画ではノート制作指導という形でしたが直接教わった機会もあります。
毎回とんでもない大荷物にスタンプやらマスキングテープやら大混雑。
どこを見てもかわいいアイテムが勢揃いなのです。

そして人気過ぎて開始1分で大入り満員。Sold Out!

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「イラストとクラフトで手づくりライフログノート」の著者である宇田川一美さん。
ブングテンなどでもワークショップを開催されているのでご存知の方も多いと思います。
「帽子をかぶって目立つのっ!」とおっしゃっていました。
そんな笑顔は本当に癒されてしまいます。
どこに行っても「せんせーい」と呼ばれてて、こんな先生に授業されてたらまじめに聞いてたんじゃないかなんて思ってしまいます。
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今回はノートフォルダだったと思うのですが、個人にはこんな感じのセットが配られてました。
中身は撮影出来なかったのですが、表紙と中身が数枚入っていました。
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ここからがワークショップの本番です。
目の前に置かれている素材を駆使して自分オリジナルの一品を創ることです。
自分だけにしか創り得ないといのは非常にレベルが高いのですけど、こんな風にしては?と宇田川先生に教えてもらえると何だか出来そうな感じもしてきます。
こんな様子でみなさん手を動かしてます。
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リボンやらを表紙にはったり、リボンを花に加工して付けてみたりと。
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メンディングテープやらチケットやら。
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切手もたくさん。どこに貼るのかはアナタ次第。
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せんせいも真剣モードです(後ろ姿は語っています)
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時間をかけて作成したものには愛着もありますね。
まさに「欲しい物がないなら作る」。オリジナリティ溢れる一品を是非作成していものです。
みなさんの完成させた作品の写真もあるのですが、個人のブログなので掲載は控えさせて頂きます。
もし参加していた方がいらっしゃいましたらご連絡ください。こっそりお渡ししますね。
ーー
今回の3部作最後を飾るのが「Port-mine」です。
無い物を創り出した最高傑作なのかもしれません。
「ペンケース」を創り出したisuさんが編集を務めた冊子で、この文具フェスの日に合せて発刊です!
今後の取り扱いは出張文具店で参加されていた「螢窓舎」さんになります。
この「port-mine」はフランス語で「シャープペンシル」という意味があります。
ネーミングの経緯などは冊子に記載されていますので、ここでは控えます。
是非どんな意味なのか想像してみてください。
そこには素敵なメッセージが込められています!
そして、この記念すべき第1回目の企画に微力ながら参加させて頂きました。
この場を借りましてお礼を言わせて頂きます。本当にありがとうございました。
その企画は「測量野帳といく!東京・北区文具散歩」。
どこかで聞いた事あるな?という方は間違っていません。
某雑誌の「トラベラーズノートといく!鎌倉散歩」をリスペクトしまくった企画なのです。
個人的に「測量野帳」を使うのは初めてで、どちらかと言えばトラベラーズノートを使用していました。
コクヨさんから発売されているノートなのですが、屋外で使用されるのを想定されたノートであるために、表紙も紙質も丈夫に作られているのが特徴です。
一冊189円というコストパフォーマンスの高さと、その渋いデザインでコアなファンも多く、ダース買いどころか段ボール買いしている方の記事も読んだことがありました。
この測量野帳を片手に、東京・北区を散歩(正確には飲み歩き)して、文具なスポットを巡るのです。
北区には個人経営の古き良き文具店がまだ残っており、どのお店も良い雰囲気を醸し出しています。
オシャレな文房具などはLoftはハンズ、伊東屋や丸善などの総合店にありますが、ここでしか出会えないようなレア物を探す旅に出るのも実は楽しいものです。
そこまで知識のない自分ですが、まわりの方々の話を聞いているだけでも本当に勉強になりましたし、また別の地域に出向いて探したくなる、そんな楽しい企画だったのは間違いありません。
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イベントではABCチームの作成したノートが展示されてした。
自分のを見られるというのは非常に恥ずかしい気分ですね。
公開処刑されているような。。。
今後どのような企画で、Vol.2、Vol.3と続いて行くのかが楽しみな一冊です。
そしてワタクシも恥ずかしながらメディア初出演なのでした。
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ーー
後記
Vol.3まで長くなってしまいましたが読んで頂いた方には本当に感謝です。
イベントにまで盛り上げてしまった彩織さん、冊子まで企画して作り上げたisuさん。
「この世にないものなら作ってしまえ」という思い切ったことを体現したお2人のパワーと行動力にはただただ凄いなと関心しきりっぱなしです。
オリジナルのA5ノートカバーとペンケースをにはそれぞれ好きな物が何でも入るようにとのことでしたが、それはもう文房具を入れるのではなく大きな想いが入った一品になっていたのだなと思わされました。
「好きこそ物の上手なり」とは昔の人は上手こと言ったもので、誰が見ても納得の「作品」に出会えた夏フェス「文具フェス」でした。
彩織さん、isuさん、宇田川さん、そして6次元の方々本当にお疲れ様でした。
今度は「冬フェス」でお会いしたいですね。なんて。

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